TAP、フィルタリング、統合、複製、インテリジェントなパケットの加工など、十分な可視性を確保するために必要となるコンポーネントは増加の一途を辿っています。多くのポートや拡張性の確保は、既に当たり前の要件になっていますが、今後もノードに関わる要件は増えていくでしょう。GigaVUE-HC2ファブリックノードは、多用途対応のモジュール設計によってこれらの課題に対応します。
ミドルサイズでモジュール方式のGigaVUE-HC2ノードは、インテリジェントなトラフィック可視化機能を提供することで、企業やサービス プロバイダーが求める複雑なネットワーク可視化要件にも対応することができます。
多用途かつ多目的を意識した設計により、ポート、バイパス、内蔵TAPモジュール、GigaSMART®パケット操作オプションなどの豊富な機能が組み込まれています。合計スループットは1Tb を超え、ノードは 1Gb、10Gb、40Gb、そして100GB のポート速度でノンブロッキングポートにも容易に対応できます。
将来的なITの姿を見据えて設定されたGigaVUE-HC2ノードは、ネットワークに関わるニーズの変化に合わせた拡張が可能となっています。コンパクトな設計で数千のマッピングルールに対応し、業界最高密度のラインカードが搭載されています。
また、複数のノードを他のGigaVUE H シリーズのデバイスと共にクラスタリングして、1つの統合ソリューションとして使用することが可能です。トラフィックについては、クラスタ内の任意のコネクションを通過させることができるため、数千の単位にまでポートを拡張することができます。GigaVUE-FMのカスタマイズ可能なダッシュボードとウィザードを使用することで、Visibility Fabric™ を1つの画面から表示、設定、管理することができます。
さらに、GigaVUE® ファブリックノードを連携させ、インテリジェントで広範をカバーするUnified Visibility Fabricを構築することで、ネットワーク全体のトラフィックフローを集約、複製、フィルタリングして、適切な集中管理システムや監視システム、セキュリティ管理システムなどに送ることができます。
GigamonのGigaSMART テクノロジーは、そのプラットフォームベースのアーキテクチャアプローチによって、可視化に関わる課題を包括的に解決することで監視能力を強化し、ツールのパフォーマンスを向上させます。また、その幅広い機能を活用してトラフィックを加工、操作、変換した上で、管理ツールや監視ツール、セキュリティツールに提供します。
GigaVUE-HC2
GigaVUE HC Series
HCシリーズGigaBPS
ビデオ: Flow Mapping